東京都写真美術館主催 第10回 恵比寿映像祭で、出光真子の展示と上映
東京都写真美術館が主催する、第10回 恵比寿映像祭にて、出光真子の映像作品が展示・上映されます。出光真子ならではの世界観を、東京で披露する久しぶりの機会となります。作品の展示、プログラム上映、作家や批評家のアフタートークなど盛りだくさんの映像祭です。日本の女性実験映画・ビデオアートのパイオニアとなった作家の作品を、かつてご覧になった方も、初めての方も是非ご高覧ください。
恵比寿映像祭は展示作品鑑賞入場無料、上映プログラム鑑賞は有料となっています。上映プログラムの鑑賞券は前売が非常にお得です。上映にお越しの際は、事前に前売券のご購入をお勧めします。前売券購入は、最寄りのコンビニエンス・ストア(セブンイレブンとサークルK)か、チケットぴあ窓口、もしくはウェブサイトで受け付けています。(Pコード 763-266)購入についての詳しい解説は、こちら恵比寿映像祭のチケットインフォメーションをご覧ください。
出光真子の上映
『不可視であるなら、私が。 出光真子おんなのさくひん』(7作品上映)
- 2/12 (月・振) 11:30〜
- 上映後アフタートークあり(出光真子本人)
- 2/18 (日) 11:30〜
- 上映後アフタートークあり(森下明彦氏)
- 2/23 (金) 18:30〜
- アフタートークあり(服部かつゆき氏)
上映作品7作品
- 《WOMAN’S HOUSE》1972/13分40秒
- 《おんなのさくひん》1973/11分
- 《INNER MAN》1972/3分40秒
- 《主婦の一日》1977/9分50秒/日本語(英語字幕付)
- 《SOMETHING WITHIN ME》1975/9分30秒
- 《英雄チャン、ママよ》1983/27分/日本語(英語字幕付)
- 《AT SANTA MONICA 3》1975/15分30秒
上映1時間30分+アフタートーク30分。計2時間弱のプログラムです。
プログラム解説
1970 年代。出光真子は、二児の母、画家の妻、大企業家の娘というユニークな立場から美術界に女性の視点を衝突させた。以降、男性優位の社会構造を悟り、女性視点の映像作品を、独学した表現手法で、力強く、繊細にヴィジュアライズして多くの作品を産み出してきた。日本の女性実験映画・ビデオアートの原点的作品集。(第10回 恵比寿映像祭ウェブサイトより)
出光真子の展示
《At Yukigaya 2》1974/シングルチャンネル・ヴィデオ
フィルム作品として作られた《At Yukigaya 2》を、この度ネガからニュープリントを作成しデジタル化をして、ハイビジョン動画として展示できるようにしました。モノクロハイコントラストな映像に吸い込まれるような展示を是非体験してください。
- 東京都写真美術館 3F 展示室
- 恵比寿映像祭の展示紹介ページはこちら
出光真子の作家紹介ページはこちら
映像祭概要
第10回 恵比寿映像祭
Mapping the Invisible
インヴィジブル
会期
2018年2月9日(金)−2月25日(日)
10:00−20:00 (最終日は18:00まで)
13日(火)、19日(月)をのぞく15日間
会場
東京都写真美術館
日仏会館 / ザ・ガーデンルーム / 恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連帯各所ほか