国立映画アーカイブでフィルム上映
2024年3月2日(土)と 3月8日(金)の両日。国立映画アーカイブ(京橋・東京)で出光真子の作品が上映されます。博物館主催の企画『日本の女性映画人(2)1970-1980年代』の1プログラムとしての上映されます。
この企画の概要:
日本映画の歴史において、監督・製作・脚本・美術・衣裳デザイン・編集・結髪・スクリプターなど多様な領域で女性映画人たちが手腕を発揮してきました。2022年度に開催した「日本の女性映画人(1)――無声映画期から1960年代まで」に続き、1970-80年代に生じた映画界の構造変化の中で躍進した女性映画人たちを重点的に取り上げます。
今回は近年珍しい16mmフィルム・プリントでの上映です。出光真子はシングルチャンネル動画作品をフィルムとビデオの両媒体で制作してきました。各媒体に寄せる作家コンセプトもあり、本来は制作した媒体での上映が理想的ですが、時代の流れと機材の進・退化もあり現在はフィルム作品も多くはデジタルで上映されています。弛まぬ動画技術の進化の流れの中で失われつつあるフィルムそのものの質感を体験できる貴重な機会になります。
出光真子の実験映画をフィルムの質感で鑑賞したい方。この機会に足をお運びください。
展覧会名
「日本の女性映画人(2)1970-1980年代」
会場
国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
開催地
東京都・日本
開催期間
2024年2月6日~2024年3月24日
出光真子プログラム上映日時:
3月2日(土) 1:00 PM
3月8日(金) 4:40 PM
(オンラインでチケットが購入が可能 各上映日の3日前正午から各上映回の開映15分前まで)
出光真子プログラム(計91分)
上映作品:
AT YUKIGAYA TWO (11分・16mm・白黒) 1974
父の情景 (6分・16mm・カラー) 1981
たわむれときまぐれと (16分・16mm・カラー) 1985
ざわめきのもとで (11分・16mm・カラー) 1985
加恵、女の子でしょ! (47分・DCP・カラー) 1996
上映企画のウェブサイト
本上映のチケット購入ページ